子供たちの成長

 初めてKIDSクラスで会ったとき、3才でまだボキャブラリーも少なかった男の子が、この春小学校に入学しました。あの頃はクラスのお姉ちゃんたちに手をつないでもらったり、くすぐられたり、可愛がってもらっていたのに(笑)   今は年下の子が入ってくると、先生が何も言わなくても自分から面倒をみてあげる立派なお兄ちゃんに成長しました。今年も大森、大塚ともに新しいお友達がいっぱい入ってきました。 
大塚支部でのこと。
 3才の新しい子が入ってきました。初めて見る空手に知らないお兄ちゃんとお姉ちゃんたち・・・子供なりに緊張していると思います。そういう時は「ゴーオンジャーみたいに蹴ってみて」とか「キバみたいに」・・・ヒーローものや戦隊ものを活用して、うまくこっちのペースに引き込み、興味をもってもらいます(^^)v ただずっと付きっ切りは出来ないので、れつくん(年長)に「お兄ちゃん、今日この子のそばにいて、お手本になってあげてね」と頼みました。クラスの1時間、時には手をつないであげたり、パンチを教えてあげたり・・・僕が期待している以上に、れつくんは面倒を見てくれました。嬉しかったので、「れっちゃん、今日はありがとうね」と皆に内緒でクッキーを3枚あげました。たまたま僕がさっき食べていて、残りの3枚。れつくんは「ありがとう」と言って、僕のいないところでその子に1枚をあげていたんです。
この優しさに僕も心をうたれました。