辛い時があるからこそ、喜びがある

 昨日は仲間の応援で後楽園ホールへ。この日出場の仲間二人はキャリア10戦に満たないとはいえ、無敗でトップランカーまで上がってきた優秀な選手。その二人が揃ってまさかのKO負けだった。僕たち応援しているものにとってもショックな事だったが、当の本人はもっとショックだったと思う。無敗でそのままタイトルマッチまで・・・あともう少しだった。うな垂れる選手を見て自分の8月、10月の悔しさと重なる。
 スポーツは人生や商売と同じで必ず壁にぶち当たる時が来る。それが早いか遅いかの違いがあるだけで、先人も同じ経験をし、同じことを思っていただろう。自分を中心に物事をネガティブに捉えるから辛いんであって、大きく、例えば人生の中で今の辛さはどの位のものなんだろう・・・そう思えば自分の今の辛さがどれだけちっぽけなモノなのか気付かされる。負けた試合の2日後、そう思ったらとても気持ちがラクになったし、また頑張ろうという気持ちが沸々とわいてきた。まだ人生も半分行ってないと思うが、今までだって色んな嫌な事、辛い事を沢山経験してきた。それに比べたら、今の連敗なんてな〜んて事ない。負けから何を学んで次に生かすか。それを体現出来た時、周りの評価も上がると思う。そして本当に喜べる日が来る。