敵側から自分を見る

 試合を数日後に控えている同じジムの選手の練習を手伝うことに。彼も僕もサウスポーで、試合の相手はオーソドックス。いつもの通常のスパーリングであれば僕たちはサウスポーvsサウスポーとなるのですが、今回のこの特別メニューでは僕がオーソドックスに。2日間に渡りマススパーをやるうちに気付いたこと・・・それはオーソドックスから見たサウスポーのやりづらさでした。サウスポーは10人に1人と言われているそうです。故にオーソドックスは右vs右に比べて慣れていない、サウスポーは左vs右に慣れているという経験値の差が出てくるのです。僕の先生がよく「サウスポーは距離を活かせ」と言います。オーソドックスはその慣れない距離感に苦戦するからです。右足と左足を変えるだけ、わずか30〜50cmの違いなのに格闘技におけるこの距離感は面白いですね。パンチにおいても蹴りにおいても相手のこの角度からくる打撃は見えづらいなど・・・この一見彼の練習の手伝いをしている中で、僕の方こそ良い発見が沢山ありました。相手(オーソドックス)になることで、自分の良さも悪さも知る。これは商売でも同じですね。自分が消費者になって、自分を知る・・・改めて気付いた2日間でした。彼の勝利を祈ってます。

ポートワイン飲み比べ

 レストランで食後のチーズがまた楽しみで、それに併せてヴィンテージポートやトウニーポートをよく注文します。通常のワインに比べてアルコール度数が高く甘口なので、チーズと相性が良いんです(^_^)v週末、ポートとチーズ、生ハム、チョコレートを買ってきて自宅で飲み比べしてみました。

まずはニーポートのヴィンテージ2001 ダークチェリーやチョコレートの香りがします。

ワレズのトウニー10年「OTIMA」。サラッとしていて色もブランデーに近い茶色。購入時に「冷やした方が美味しい」とあったので、冷やしてみるとこれが美味しい。勢いずいてロックでも飲んでみると正解でした(^_^)vただロックの場合は氷が溶けないうちにサクッと飲んだ方が良いかも。

3本目はグラハムのトウニー10年。同じ10年でもさっきのワレズとはまた違う余韻です。今回は比較的安めのブルーチーズとチョコを買ってきましたが、チーズは例えばスティルトン、チョコはマルコリーニとかを買ってきて、本気で堪能したいと思いながら眠りに入っていましたzzz

他にこれが合うっておつまみありましたら、教えてください。ちなみに、ポートはブランデーのように抜栓後もずっと楽しめます。ここにある3本を一晩で飲み干した訳ではありません(笑)

先生との約束

 KIDSクラスの○○クンのママより、メールを頂きました。

 ○○クンは最近幼稚園の行事等が続き、クラスにあまり来れていませんでした。ある日もママの都合によりクラスに行けなくなると、○○クンはすごく泣いてしまったそうです。次のクラスの日、「今日は幼稚園を休んで空手に行きたい!」とママにお願いしてきた○○クン。ママが理由を聞くと、先週水谷先生に「来週また来てね!」って言われたからだそうです。先生との約束だから行かないといけないと話していたと、ママからのメールでした。その日は幼稚園で大事な行事がある日なので、ママは○○クンを説得し、来月からは空手を休まず頑張ろうね、と約束したそうです。

 僕が何の気なしに言った言葉を大事に思ってくれて、幼稚園まで休んで空手に行こうと泣いてお願いした○○クンを思うと、僕も涙が出てきました。みんなにとっては週に1度だけの空手の時間・・・大事にしなければならないと改めて思いました。

アロマフレスカ

 なかなか予約が取れないイタリアンレストラン「アロマフレスカ」が麻布十番にあります。ミシュラン掲載からはその人気に拍車が掛かり、予約の電話をしても空きがないケースが続き・・・ようやく今回行ってきました。いきなりのお誘いでしたが、えざきさんや美味しいもの好きな友人が集まり、スプマンテで乾杯。

料理はこんな感じで。

カルダモンの香りがマッチしていた、ひとくちサイズの鰻とキャビア
軽く炙ったたらば蟹とグレープフルーツのサラダは、あのたらばの旨さがいつまでも余韻で残っていました。
穴子の香草蒸しとフルーツトマトのソースは、トマトの自然な甘みが美味しくて全員無言になる。
じゃがいものラビオリ バジリコ風味も香り高い料理でした。
肉厚のハマグリはホワイトアスパラガスと一緒。ハマグリがジューシーで、普段ハマグリは食べられないという友人も「ここのハマグリは食べられる」と喜んでいました。
和牛のビステッカ(ステーキ)は40分かけてゆっくり焼いた肉が柔らかくて、ソースで食べさせるのではなく、肉の旨みとそれを引き出す絶妙な焼き方・・・それだけで充分な一皿でした。岩塩、マスタード等添えられていますが、本当にシンプルに塩だけで充分美味しかったです。

11,000円のコース(税金、サービス料別)でデザートを含む10皿以上の料理。コストパフォーマンスの高さに大満足の晩餐でした。今もその夜の余韻(特にたらばと和牛)が残っています。また食べに行きたい。
今回携帯しかもっておらず、綺麗な料理の写真がありませんが、「食べログ」というサイトで、アロマフレスカファンの皆さんの写真つきレビューが見れます。ご参照ください。

上達するためには・・・

 脳科学者の茂木健一郎氏の本を読んだら、学習のメカニズムについてこんなことが書いてありました。
適度な難易度(自分にとって出来るか出来ないかギリギリのライン)の物事をクリアしたとき、脳内ではドーパミンという快感を生み出す物質が分泌される。脳はドーパミンが分泌された時の行動などを記憶し、より効率よく生み出すために新しいシナプス(神経回路)が生まれる。快感を生み出す行動が次第にクセになり、何度も繰り返していく事により、その行動が上達していく。

クリアする→ドーパミン分泌→脳がドーパミンをもっと要求する→新しい神経回路が生まれる→クリアする→ドーパミン分泌→・・・・
この繰り返しで上達していく。
これって仕事でもスポーツでも同じことが言えますよね。ギリギリのラインを挑戦していくことが大事だとありました。楽勝レベルではドーパミンは分泌されないそうです(^^ゞ
ここから僕が学ぶことは、自分自身練習する側としてと、指導者として教える側の2通り。指導者としては、相手側にうまくドーパミンを出させてあげるよう考えた負荷と、それをクリアした時の褒め方。「褒めて伸ばす」という指導方法は、脳科学的にも理にかなっているんですね。

京都旅行

 京都に旅行で行ってきました。初めての京都なんです。宿泊先は京都ブライトンホテル。評判どおり、スタッフの皆さんのホスピタリティーにあふれた接客に大満足でした。スタッフの一人、二人が素晴らしいというのはありますが、全員が素晴らしい接客・・・これは客側からすれば何でもないことであっても、とても難しいことだと思います。そこに徹底された社員教育と皆さんのプロフェッショナルな仕事ぶりを感じました。
 朝は6時に起きて近くの京都御苑を散歩。桜の立派な木が多く、桜の頃にまた訪れたいと思いました。写真は幕末の禁門の変で有名な蛤御門。

京都在住の同姓同名の水谷秀樹さんとも会ってきました。自分と同じ名前の方と対談って、そうそう無いですよね(笑)京都に行くなら水谷さんにご挨拶したいと思い、連絡してみると快諾してくれてたのです。

京都で広告、WEBデザインの会社を経営されている水谷さん。いかにして今の会社を立ち上げたかなど仕事への熱意も聞けて、同じ水谷さんの頑張りに刺激をもらいました(^O^)

 他にも祇園清水寺も行ってきましたが、また今度書きます。あ、辻利の茶寮は行列がすごく今回は断念しました(>_<)